投資用語
株主間契約
Shareholders Agreement
株主間契約とは、ある会社の複数の株主が、当該会社の重要事項ついて取り決めるために株主間で締結する契約をいいます。
株主間契約が締結される典型的な場面としては、事業会社が共同事業を行うために合弁会社を設立する場合が挙げられますが、その他にも、ファンドと事業会社が共同投資を行う場合には、当該ファンドと事業会社の間で株主間契約が締結されることになります。
株主間契約の内容は多岐にわたりますが、一般的には、①各株主が取締役等の重要ポストに対しどの程度の指名権を持つか、②事業の開始・撤退等の重要事項や、株主と会社の間で利益相反が生ずる事項について少数株主に拒否権を持たせるか、③ある株主が株式の売却(エグジット)を希望する場合に、どのようなルールをでこれを認めるか(プット/コールオプション、ドラッグ/タグアロング等)、といった事項が定められます。